消えた「緑の端末」の現在地——便利すぎたファミポートの歩みと2026年最新のファミマ店頭活用術
ファミ ポート と は、かつてファミリーマートの店内に設置されていた緑色の多機能情報端末「Famiポート」を指す言葉であり、各種チケットの発券やスポーツくじ、代金支払いなどを一手に引き受けていた街のインフラ機能そのものである。時代の移り変わりに伴い、2022年から2023年にかけて高機能な新型マルチコピー機への機能統合が完了し、店頭からあの専用マシン自体は姿を消した。しかし、長年親しまれた名称は今なお人々の記憶に強く残っており、「ファミマで手続きをする」ことと同義語として使われ続けている。
かつて多くの人々が画面をタッチしたファミ ポート と は一体どんな役割を果たし、現在その機能はどこへ向かったのか。スマホ完結型の決済やデジタルチケットが全盛を迎えた2026年現在の視点から、あの緑の端末が残した功績と、現在のファミリーマート店舗で各種手続きを最もスムーズに行うための最新テクニックを徹底解説する。
緑の端末が姿を消した理由:新型マルチコピー機への完全移行

ファミリーマートの店舗に入ってすぐの場所に鎮座していた緑色のFamiポート。覚えているだろうか。あの端末が徐々に撤去され始めたとき、SNS上では「ファミポートがなくなる?」とちょっとした騒ぎになった。
撤去の理由は単純明快だ。店舗スペースの有効活用と、機器の維持コスト削減、そして何より操作性の向上である。従来はコピー機とFamiポートという2台の大きなマシンが店内の貴重な面積を占有していた。これを1台の高性能マルチコピー機に集約することで、店舗側も利用者側もすっきりとした動線を確保できるようになったのだ。
2026年現在の新型マルチコピー機は、大画面のタッチパネルと高速スキャナーを備え、かつてのFamiポートを遥かに凌ぐ反応速度で動作する。緑の機械はなくなったが、その魂と機能は確実に進化を遂げている。
チケット発券から代金支払いまで:旧ファミポート機能の「今」の使いこなし方
「じゃあ、今までファミポートでやっていたチケットの発券や支払いはどうすればいいの?」という疑問を持つ人も多いはずだ。答えは簡単。現在のマルチコピー機、もしくは自分のスマートフォンで完結する。
例えば、ライブやテーマパークのチケット発券。以前はファミポートで予約番号を入力し、出力された長いレシートをレジへ持っていっていた。現在は、マルチコピー機の画面上で「チケット」を選択し、番号を入力するだけだ。
通販の代金支払い(各種代金お支払い)についても同様である。決済番号や申込み番号をマルチコピー機に入力すれば、収納代金払込票が印刷される。あとはそれをレジに提示して支払うだけ。操作の手順自体はFamiポート時代とほぼ変わらないため、迷うことはまずないだろう。
スマホアプリ「ファミペイ」との連動で変わった店頭体験

2026年のファミリーマート利用において、絶対に外せないのが公式アプリ「ファミペイ」との連携だ。マルチコピー機すら操作せずに、スマホ画面だけで手続きが完結するケースが劇的に増えている。
事前のWEB予約や決済で発行されたQRコードを、直接レジのバーコードリーダーにかざすだけで支払いやチケット受取が完了する仕組みが広まった。マルチコピー機の前で行列に並ぶ必要すらない。
「端末を探して番号を打ち込む」というステップそのものが過去のものになりつつある。かつてFamiポートが担っていた「店舗とデジタルの橋渡し」という役割は、今や一人ひとりのポケットの中にあるスマホへとシームレスに移行したのだ。
メルカリ・ヤフオク発送手続き:バーコード1つで完結する仕組み
Famiポートの利用目的として特に多かったのが、メルカリやヤフオク!などのフリマアプリにおける出品商品の発送手続き(らくらくメルカリ便など)だ。
かつてはFamiポートに2Dコードを読み込ませ、発行された申込券と商品をレジに持ち込んでいた。この流れも最新のマルチコピー機に受け継がれている。
マルチコピー機のメニュー画面から「荷物発送」を選択し、スマホに表示されたQRコードを読み取らせるだけ。瞬時に送り状が印刷される。さらに、一部の対応店舗ではレジでの手続きすら簡略化され、専用の発送ボックスに投函するだけの非対面発送システムも定着している。忙しい現代人にとって、このスピード感は大きな魅力だ。
他社コンビニ端末との違い:Loppiやセブンマルチコピー機との比較
日本の大手コンビニチェーンは、それぞれ独自の情報端末やマルチコピー機を展開してきた。ローソンの「Loppi(ロッピー)」、セブン-イレブンの「マルチコピー機」、そしてファミリーマートの「旧Famiポート/現マルチコピー機」である。
Loppiは現在も独特の赤い端末として店舗に存続しており、チケットぴあやローチケなど特定興行の強みを持つ。セブン-イレブンは早い段階からコピー機への機能統合を進めており、UI(操作画面)のわかりやすさに定評がある。
ファミリーマートの強みは、Famiポートから新型マルチコピー機へ移行したことで実現した「画面の圧倒的な見やすさ」と「ファミペイアプリとの強固な連動」だ。他社と比較しても、スマホで事前準備をしておけば店頭での滞在時間が最も短くて済むシステムが構築されている。
店頭操作で困ったときのトラブルシューティングとスマートな解決策
どれだけシステムが進化しても、店頭で「番号が通らない」「エラーが出る」といったトラブルはゼロにはならない。旧Famiポート時代からよくあるトラブルとその解決策を整理しておこう。
最も多いのが「予約番号・お客様番号の入力ミス」だ。ハイフンの有無や、英字の大文字・小文字の違いでエラーになるケースが多い。スマホの画面をそのままマルチコピー機のバーコードリーダーにかざす方法に切り替えるか、番号をコピー&ペーストして確認するのが一番確実だ。
また、発行された「払込票(申込券)」には30分という有効期限がある。印刷しただけで安心し、店内をブラブラしていると期限切れでレジで読み込めなくなることがあるので注意したい。印刷したらすぐにレジへ向かうのが鉄則だ。
どうしても操作がわからない場合は、無理に画面を連打せず、素直に店員へ声をかけよう。現在のマルチコピー機は店員側のレジ端末とも連携しているため、スムーズに対応してもらえるはずだ。 (出典: ファミ ポート と は(Yahoo!ニュース))